川北英隆のブログ

祇園裏の料理屋

知人が是非にということで、予約が難しいという祇園の南の外れ、とある料理屋を何とか予約し、本日、実践となった。確かに美味かったが、値段との対比でどうなのか。
予約にはコツがあるようだ。予約の電話をつなげるのが難しく、かつまた予約は一月先までと制限されていると聞いた。確かに、最初は電話が話し中ばかりだったので諦めかけた。しかし、家内が諦めるなと再度チャレンジをしてくれたら、電話がつながった。
材料は吟味してある。料理にも工夫がある。主人が凝っているからだろう。しかし、主人以外の補助が多すぎる。インターンだと思えばいいのだろうが、働きが悪い。主人が目立ち過ぎなのかもしれない。
味付けはしっかり目で、どちらかというと関西の料理店では濃い方だろう。少し塩が効き過ぎと思えるものもあった。とくに夏にはそう感じるだろう。季節に合わせて味付けを微妙に変化させるのだろうか。
帰り、祇園の横丁にある知人の行きつけの飲み屋(といっても仕出し料理も出す店)に入り、女主人と話をしていると、その料理屋は知り合いだから、頼んでもらえればかなり先まで予約できるという。そういうもんなんだと納得した。だから一般の予約が難しくなる。それはそれで合理的である。しかも希少性が増すから値打ちが上がる。こういう商売の方法は、どこかにもあったような。

2009/05/21


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