川北英隆のブログ

偽皆既日食と来客

今日、6月22日が皆既日食だと勘違いしていた。ニュースで報じないので、ネットで調べると来月22日だった。そんな今朝、京都は雨で暗く、てっきり太陽が欠けたと思っていたら、電話が鳴った。
日経新聞社の記者だった加藤隆一さんからだった。午後に京都に来るという。電話を受け、先週から今週は加藤さん続きだと思った。雨上がりの烏丸三条で加藤さんと会い、先斗町、祇園、辰巳橋を散歩した。
蒸し暑い一日、辰巳橋では町屋の葬儀に出会った。路地の奥の家らしかった。辰巳神社にテントが張られ、黒塗りの車が何台も並んでいた。京都の正式な(少なくともそれに近い)葬儀を見るのは初めてだった。
散歩の最後に、三条大橋のスタバでコーヒーを飲んだ。鴨川に面していて、東山も見え、なかなかの場所である。隣が船はしやである。マメちゃんはやはりいない。
加藤さんは明日、鞍馬にでも行くらしい。講義なければ梅雨の鞍馬は懐かしいので付き合いたいところだ。というのも、大学3年のとき、梅雨の貴船山を歩いたからだ。小雨だった記憶がある。当時、地図を読む力に乏しく、三角点を見つけることができなかった。力があったとしても、夏、三角点の周辺は草がいっぱいで見つけられなかったかもしれないが。三角点を見つけたいのなら秋から冬がお勧めである。ちなみに、私が貴船の三角点にたどりついたのは34年後の9月である。
そんなことはともかく、最後は共通の友人に二条大橋の下の住居を勧めようとの話題になった。少し前、ブログに書いた話である。この季節、橋の下の住居の対岸には川床が設営され、舞妓さんが酌をしているはずだ。それを眺めながら、橋の下でカラオケでもやれば爽快だろう。

2009/06/22


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