川北英隆のブログ

新生銀行とシティ

新生銀行で預金口座を開設するため、京都支店に出かけた。薬屋(ドラッグストア)と入り口を共有しているので少し変な感じだが、それを除くと、店の雰囲気はシティバンクと同じである。
ボスが日本のシティバンクでの成功体験をそのまま導入したのだろう。とはいえ、シティバンクでも感じたが、何で収益を得ているのか不思議に思う。日本では、それも東京以外ではなかなか通用しないスタイルかもしれないし、すぐ後で言うように、シティバンクで口座を保有する意味も乏しくなっている。
新生銀行で預金口座を開設する目的は、今まで使っていたシティバンクのサービスが劣化したためである。シティバンクに口座を作ったのは10年以上前である。外貨預金を設定する目的が一つ。もう一つは、振り込みと他行での預金の引き下ろしが無料であり、シティの海外支店網が充実していたからである。現在、ゴールド会員でないかぎり、振り込みは有料になった。ゴールドの条件は1000万円だったか2000万円だったかの預金残高が必要だが、シティバンクの外貨預金の利子率は低いし、ゴールドになる意味がわからない。
そこで、かつてのシティバンク方式を踏襲している新生銀行に乗り換えようというのが今日の目的である。今度、新生銀行はあおぞら銀行と合併し、ボスが交代し、収益の源泉が見直され、ひょっとしたらサービスが激変するかもしれないが。その時には再度考えよう。

2009/07/06


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