川北英隆のブログ

体力が最大の遭難対策

トムラウシでの遭難に触発されたわけではないが、大文字山にトレーニングに行った。体力を蓄えておくことが遭難を予防する最大の対策である。
記録によると、一月半ぶりの大文字山だった。5時過ぎに起き、コンビニで朝飯用に握り飯を買い、鴨川を食べながら歩いた。二条大橋の猫達は外に置かれた椅子の上で睡眠中だった。
銀閣寺から登る。銀閣寺の門の前に警備のための警官だけがいた。
今日の大文字山は雲がかかっていた。昨日からの冴えない天気の続きである。大の字から上は霧の中を歩くことになった。そんなに気温が下がっていないので、蒸し風呂の中を歩く感じで、汗が噴き出してくる。白い房状のリョウブの花が満開だった。芳香が漂っていたのも、多分リョウブの花からであろう。
蹴上に下り、水を飲んでから再度、大文字に上がったが、暑さとエネルギー不足のため、スピードが落ちた。銀閣寺側に降り、登山口にある自動販売機でサイダーを買い、糖分を補給した。それが効いたためか、3回目は順調に登れた。蹴上に下り、日向神社の登り口で再び自動販売機の飲み物を飲み、家まで歩いて帰った。この暑さでは5回はきつ過ぎるだろう。
リョウブの花以外は、ウグイスとホトトギスの声、キツツキの音、リスの姿があった。白や赤や茶色のテングタケ類が方々で傘を開いていた。セミはニイニイゼミ、アブラゼミ、チッチゼミが鳴いていた。

2009/07/18


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