川北英隆のブログ

残念な皆既日食

今日は本当に日食だったらしい。「本当に」というのは、先月、早とちりしたからである。「だったらしい」というのは、結局見なかったからである。
この前に見た日食は小学生の時だった。先生に、ガラスにロウソクなどで煤を塗りつけなさいと言われていた。でも、面倒なので分厚い下敷きで見た覚えがある。
それは正確にはいつか、「ネットで調べれば、その日時や欠け具合が分かるのだろうが、面倒だ」と書こうとしたものの、このブログは一種の記録だからと思い直して調べると、1963年7月21日と出てきたが、当日は日曜日であるらしいし、どうも記憶とは異なる。学校で見た記憶があるからだ。というわけで、もう少し真剣に調べる必要がありそうだが、これは宿題である。
今日の京都は曇っていた。10.30からファイナンス関係の講義があった。その前、少し早く大学に出てきていたが、講義開始の直前まで太陽は見えなかった。「講義を日食の観察に変更しよう」と言い出すわけにもいかないので(お互いにそうだったかもしれないが)、講義をした。その講義の時間に少し見えたという情報もある。しかし、見えたとしても大したことがなかっただろうと、言い訳している。
小学生の頃に見たのは部分食だったはずなので、次回に見るのなら、それこそ海外まで追っかけをするのだろう。そういえば、中国の黄山で皆既日食を見に行くという人がいたが、どうだったのか。できれば、砂漠のど真ん中にツアーして、「絶対に晴れる」という環境で見たいものだ。

2009/07/22


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