川北英隆のブログ

京都の一番まぶしい日

京都が一番まぶしいのは、いつなのか。秋、といってもこの9月の夕方だと思う。秋分の日の前後である。
京都の旧市内での話である。碁盤の目のような通りの構造だから、夕方、日の沈む直前には、東西の通りの西の端に太陽があり、非常にまぶしい。秋分から少し時期がずれると、夕日が通りの建物に隠れてしまう。
では、春分の日はどうなのか。あまり意識したことがない。大学が暇だからかもしれないが、もう一つ考えられるのは大気が霞んでいるからだろう。では、日の出はどうなのか。朝、そんなに早起きしないのでわからない。市内は東山が近いので、夕日ほど、斜めから光りが差さない可能性もある。
そんな日の今日、鴨川を歩いた。荒神橋の下に住人がいて、大きな犬を飼っている。前を通ると犬のイラストがあった。2歳の犬が行方不明になったので、気づけば知らせてほしいということだ。そうか、二匹いたのだ。
二条橋のでは猫が夕食中だった。橋の上から見たのだが、キャットフードをもらっていた。どこで入手するのだろうか。
鴨川にはススキやアシの穂が目立つようになった。秋である。サギ達は小魚をしきりとつついている。川の水かさも少なくなり、餌の量も多く確保できるようだ。冬の到来への準備だろう。

2009/09/09


トップへ戻る