先日、東京で卒業生と飲み会を開いた。熱心なのがいたおかげである。そこでの話題の一つが就職先についてだった。また、この飲み会と相前後して、就職に関する情報が入ってきた。
勤めて1、2年の間はいろいろと考えるものだ。転職もこの期間に比較的集中する。しかも最近は首切りも多い。もっとも、飲み会に参加した卒業生の多くは何とかやっているようだった。首を切られないことに感謝だろう。当分はキャリアアップに努めるのがいい。
7/10に書いた、一方的に解雇された卒業生が再就職先を見つけたようだ。面接術に長けているのか、この就職氷河期に3つも決めてしまい、どこに行こうか贅沢にも迷っていた。結局は石油開発関係の会社に勤務するとのこと。資金需要があるし、政府の後押しもあるから、金融機関も頻繁に詣でるだろう。主客逆転して恨みを晴らすなんていう光景も見られるかもしれない。本日最終回だった小公女セイラみたいな世界だ(最終回の最後の方をたまたま見てしまった)。世の中、何があるか分からない。この卒業生からまだまだ目を離せない。
別の卒業生は仕事で大変な目に遭っているという。詳しくは書けないものの、しばらくは大人しくするしかないようだ。この一年間、幸運が訪れていたのだが、180度状況が変化したというのが真相に近い。これもまた、世の中、何があるか分からない類だ。運が再び巡ることを待つしかないだろう。
ゼミの3回生達は就職活動に明け暮れている。外資系を中心に活動が本格化しているようだ。会社は何を考えているのか。これでは伸びる学生も伸びない。役所が強権を発動すべきだと思う。
2009/12/19