東京を往復した。新幹線の中は基本的に睡眠時間なのだが、雪が降っていそうだったので目を開けていた。彦根付近が積雪、アルプスも白かった。
逢坂山のトンネルをくぐり、大津に出ると、比良には雪雲がかかっていた。大津市の北部に雪が降っているのが見えた。琵琶湖の東側、すなわち新幹線が走っている側は近江八幡付近から雪になった。彦根付近には積雪があり、米原から関ヶ原付近まで白かった。
ただし、関ヶ原を過ぎると青空になり、積雪だけが残っている状態になった。雪がピークを過ぎた証拠である。
名古屋付近から、いつものように御嶽が見えたが、奥の北アルプス付近には雪雲がかかっていた。そこからしばらく寝てしまったので、中央アルプスがどうなっていたのかは分からない。浜松を過ぎた辺りで目を開けたところ、南アルプスと富士山が見え、白かった。ただ、南アルプスの主峰には雪雲が残っていて、完全には見えていなかった。
ついでに興津川を見たところ、河原に白鷺が群れていた。水が少なくなっているので、魚がたくさん食べられるのだろう。
冬の新幹線で一番心配なのは関ヶ原付近の積雪である。雪が降ると20-30分程度遅れることが多い。在来線と違い、事故で遅れることは滅多にないのだが。今日(正確には昨日)は雪が峠を越していたので、安心して最終近くの新幹線に乗車した。ところが、品川駅の手前で急停車した。「ええっ、事故。帰れるのかなあ」と心配していると、1分程度の停車で運転再開となった。前の電車で飛び込みならぬ飛び乗り(駆け込み乗車)があったとのこと。やめてほしいものだ。
2009/12/22