粟田神社
わが家の初詣は粟田神社が多い。今年も今日、粟田神社まで参った。実のところ、粟田神社は山歩きの好きな者にとって見逃せない。
粟田神社は三条通りの東側、蹴上の手前にある。かつては東海道が神社の下を通っていたという。旅人が京を離れて東国に旅する時、粟田神社に道中の安全を祈った。そんな由緒ある神社である。
境内には出世恵比寿もある。縁起の良い名前だが、出征から来ているのだろう。境内にも「源義経が出陣の際に祈願した」というような説明がある。
また、近くに合槌稲荷がある。これもまた、願いが叶いそうな、神様がすぐに相槌を打ってくれそうな縁起の良い名前の神社である。名前の謂われは刀を打つ時の合槌である。刀鍛冶が祭ったとも説明されている。
わが家からは三条通りを散歩がてら歩き、平安神宮と八坂神社を結ぶ神宮道を横切る。三条通りと神宮道は人出が多い。粟田神社の石段を登ると境内にはたき火がたかれ、濁り酒が振る舞われている。大文字と比叡山が見える。北山は雪で白い。
写真は今日の粟田神社の境内である（また猫やないやん）。
2010/01/02
