100兆ドル札の興奮が冷めやらないので(って暇やねえ)、Googleで「ジンバブエ」を検索してみたら、ジンバブエの画像が3番目ぐらいに出てきた。画像にはお札の写真が満載で、何故か笑える。
ちょっとしたものを買うと、一抱えのお金が必要になる。そんなお金を支払ってもらっても数える気になれない。数え終わったら、その間に超インフレによって価値が目減りしているかもしれないし。適当に目方で計るか、束の数だけ数えるかして、すぐにその札を物に代えなければならない。
ちょっと見たブログによると、ゴミに混じって札も道に落ちている、そして誰も拾わないという。すごい国だ。治安さえよければ行ってみたいものだ。
ちなみに、ビクトリアの滝はジンバブエとザンビアの国境にあるが、そこで通用しているのは米ドルやユーロなので、札がゴミと一緒に落ちてはいないだろう。
で、そのジンバブエの写真は何故か明るい。一見することをお勧めする。そもそも、現金を大量に所有している国民なんて皆無に近いのだろう。だから、札がたちまちゴミと化しても日本人が考えるほどの損害はないに等しい。とはいえ、経済が大混乱しているから、生活は苦しいはずだが。
最後に、実は「Googleという言葉は、googol(グーゴル)という言葉の綴りまちがいに由来する。・・・1グーゴルは10の100乗である」とWikipediaにある。昨日のこのブログを見てもらいたいが、ジンバブエのインフレ率、年率6.5×10の108乗%はこのGoogleというかgoogolさえ超えている。すごい、企業を起こせばすぐさま世界最大になれそうだ。
2010/03/15