川北英隆のブログ

連休の谷間に大文字山

連休の谷間というか最初の穴ぼこの30日、大学で用事があった。人出で賑わう鴨川の河原を大学まで歩き、帰りは、やはり賑わう銀閣寺の参道を横目に大文字に入った。
研究室で日本とギリシャや南欧各国の財政状態を比較していると、気づいたときには12時近かった。「飯屋は混んでるやろ」、「もう少ししてから」のつもりだったが、続きの作業をしていたら14時になった。「何か忘れた」、「飯を食うのを忘れた」と思ったが、仕事が終われば大文字を越えて帰ろうと思っていたので、最後に雑用をすませ、そのまま研究室を出た。万が一腹が減ればということで、念のために冷蔵庫に入っていた飲み会の残りのビールを山歩き用具一式(といってもカメラ程度)に加えた。
今日の天気は、午前中は良かったのだが、午後から曇り、研究室を出る頃には黒い雲も出ていた。
銀閣寺を過ぎて登山口の辺りはこの季節、野生のフジが綺麗である。まだ咲き初めだったが、今年は目の高さ付近に花が咲いていた(写真)。火床の手前でイヌザクラが咲いていた。気づくのは初めてである。尾根にはまだツバキが咲いていた。毎年、咲き終わるのが遅い。日向神社の下、疎水の上にクルミの木がある。それに房状の花が咲いていた。写真に撮るには位置が高すぎた。
地下鉄の蹴上の駅に出ると、浄水場のツツジが咲き始めていた。今日から5/3まで公開だそうだ。「そうか」ということで、天気が良ければ出掛けることにする。
大文字入口のフジ2.JPG

2010/04/30


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