東山に白い花が咲く季節になった。去年より少し遅い。写真はベランダから見た清水寺方面である。緑の中に黄色っぽい塊が浮かび出ている。2/7にアップした写真とほぼ同じ角度だ。
遠くからは黄色く見えるが(アップした写真を確認すると黄緑がかっているが)、この季節に山に入ると、常緑樹に白い房状の花が一面に咲いている。他の、たとえばカシ類の花は見当たらない。
今まで、その白い花をバクチノキだと思っていたが、念のためと思って調べたところ、花は秋に咲くと書いてあった。房状だし、木肌は赤いし、ではこの季節に白い花の咲く木は何の木と、どこかのコマーシャルではないが気になってしまう。もう一度、図鑑で調べる必要がある。ネットにアップされた写真で見る限り、本物のバクチノキの葉は、東山のものよりも大きそうだ。一方、花は東山の方が大きそうだ。
判明すれば、報告することにしたい。
それはともかく、その白い花は満開に近づいている。一度登って観察することをお勧めしたい。そんな時間がないのなら、鴨川付近から東山を観察するのもいいだろう。
2010/05/09