以前にも書いたが、って昨年になるが、日本語変換ソフトに困っている。そんな中、救い主が現れたかもしれない。
昔、長い間、ワープロ派、それもシャープの「書院」派だった。計算の方は表計算ソフトを使い、文字通り、切り貼りに近い使い方をしていたように記憶している。今のように文書ソフトと表計算ソフトとの相性も良くなかったし。
当時のワープロの日本語変換は優れ物だった。それがMSに駆逐された。日本語変換に関しては「悪貨は良貨を駆逐する」そのもののように思う。そのMSの日本語変換がよく狂う。人名の狂い方が酷くて、たとえば「はしもと」をぶつ切りにして変換してくれるから、一度「無変換」にしてから変換しないと正しく変換しないことがままある。
MSのOSとATOKとの相性も悪く、結局はATOKを断念した。ATOKの古いバージョンを使っていたせいもあるかもしれないが、周辺から相性に関していろいろ文句を聞くのも事実だ。
そこで最近試しているのが、Googleの日本語入力ソフトである。使い始めてからまだ日が浅いので結論を出すタイミングではないが、今のところ満足している。タダだし。
ついでに思いだしたのが、つい最近、大学時代の友人から電話がかかってきて、「書院をまだ使うてるか」と質問されたことだ。「あったら、欲しいのやけど」と言う。文筆業で身を立てようとしていて、思い出したように何かを書いているらしい。10年1日の如し(と書くときの数字は漢字かな)なんて思ってしまった。
2010/05/20