先日、「近頃の若者」の表題で「わが大学でも異端が少なくなった」と書いたところ、知り合いから「ここに異端がいますよ」とのメールが届いた。
確かに、彼はわが大学を卒業の後、大手商社に入り、わが大学の大学院で学び直し、現在は損保関連事業の起業を準備している「異端」である。年齢的には若者に属している(少なくとも私から見れば)。彼の元上司も別ルートで知っていて、時々飲んでいるのだが、その元上司も彼を異端と見ている様子だ(異端とは言わないが)。
考えてみれば、私の周辺には変わったというか、通常では見られない人物が何人かいる。
一人は、この5月にタイに入った知り合いだ。先日、「ラオスとの国境付近で夜間外出禁止令の影響を受けている」とのメールを送ってきた。結構楽しんでいるようだが、「両替ができないので少し困っている」とあった。来月、彼と会うことになっている。何とか無事に帰ってきたらのことだが、興味ある話を聞けそうだ。
もう一人は、娘のような女性と再婚し、娘をもうけた。その娘がうまれるとき、「数奇な運命にある」と自己評価していた。数奇な運命にあるのは、ひょっとして娘のほうかもしれないが。
2010/05/30