今日の京都は時折、土砂降りの大雨になった。祇園祭の準備が始まっているので大変だ。それで気づいたのは、今年は台風の発生数が少ないことである。何年か前、小さい台風が接近する中での祭りの準備を思い出したから。
気象庁のホームページで調べてみたところ、今年は3月に1つ発生しただけである。1951年以降の記録では、6月まで発生数の少なかった年はいくつかあって、1998年(6月まで0)、1983年(6月に1、計1)、1975年(1月に1、計1)、1973年(6月まで0)というのがある。
これらのいずれの年も7月には発生しているが、1998年は1つだけだった。この年の年間の発生数はわずか16で、1951年以降の最小記録である。今年の7月はどうなるのだろうか。天気図を見る限り、まだ発生していない。
そういえば最近は巨大台風の上陸がないように思う。子供の頃の第二室戸台風が強烈な印象として残っている。家が吹き飛ばされそうだったから。伊勢湾台風では隣の泉水から大きな鯉が逃げ出して我が家の溝を窮屈そうに泳いでいた。こちらはびっくりしたが、楽しい印象を残してくれている。それ以来、大きな台風の印象が残っていない。
台風の規模と上陸に関して、気象庁のホームページに記録があるが、調べるのに時間がかかるようだ(ちょっと試したが諦めた)。もう1つの手段として何年か前の理科年表のCD-ROM版を持っているが、新しいパソコンではソフトが動かない。ということで、台風の上陸に関しては暇な時の宿題としておく。
2010/07/04