今日は(7/7、って書く必要はなかったが)七夕である。しかし、この鶴首の日に、天の川では織女と牽牛が大喧嘩したのだろう、奈良と京都は大雨だった。前にも書いたと思うが、「旧暦の、もっと晴れた日に七夕を設定したれや」と思う。
昼、九州+奈良からの来客と食事をしたときには薄曇りながら晴れていた。2人と別れ、研究室に戻り、ネットで天気の状況を確かめた。この1ヵ月近く、傘が必要かどうかを気象庁の「レーダー・ナウキャスト」で確かめるのが日課になっている。ページを開くと、奈良と京都の境が大雨だった。「昼食の時、奈良と京都の観光旅行の話題をしたからかな」と、あまり気にも留めなかったが、そのうち、雷の音が聞こえた。
研究室のブラインドを開けると(夏は、エアコンが少しでも良く効いて省エネになるようにと、日差しがある日はブラインドを下ろしているから)、黒い雲が近づいていた。「ネットで見た雲や」と思った。それから数分も経たないうちに、窓に雨が叩きつけるようになった。
その後、会議に出て、雨のことを忘れてしまっていた。4.30に今度は東京からの来客があり、少し離れた建物で講義をしてもらうので、出かける前に気象庁のホームページを開けて驚いた。3時台、京都では42.5ミリの大雨が降っていたからである。明日、この雨量が過去と比較してどの程度の記録なのか確かめてみたいと思う。
それはともかく、大雨の後、空気は冷たくなった。夏の大雨は気持ちのいいものだ。
2010/07/08