川北英隆のブログ

鴨川に巨大ネズミ

というのは嘘だが、でもネズミの親分が鴨川で草を食んでいた。多摩川に熱帯魚がいると某国営放送でやっていたが、どうも日本の川も危ないようだ。
午前中、来客があり、しかも雨だったので、久しぶりにバスで大学まで行った。おかげで河原を歩けなかった。その代わりに夕方は、雨の上がった鴨川を歩いて帰ることにした。といっても、いつものことである。違いがあるとすれば、いつもの帰りは右岸を歩くことが多いのに、今日は左岸を歩いたことであろう。
荒神橋の袂には猫が4匹いた。近頃、朝に猫を見かけることがほとんどないので、珍しい。それも、小さな社の周りに集中している。餌を待っているのかもしれない。少しばかり呼んでみたが、餌を持ってこない人間には興味がないといった雰囲気だった。
後は河原をブラブラと歩いた。コイの群がっている岸辺がある。カモも水が静かで楽しそうである。そんななか、草を食べる大きな何者かを発見した。要するにネズミの類だが、そんなことに詳しくない者には分からない。カピパラはもっと巨大だろうし、調べてみるとヌートリアのようだ。一匹だけだった。ヌートリアだとすると、昔から日本に住み着いているようなので、家族がどこかにいるのだろう。
いずれにしても、京都に暮らしてから初めて見る動物である。国際化したというか、何と言うか。京都市内にいろんな外人が歩いていることに擬えるとと・・・、大いに顰蹙だろうと、書きながら反省してしまった。

2010/07/29


トップへ戻る