大発見である。例の近くのマンションの半野良猫のニャーゴだが、実は大金持ちお嬢さん、ええとこの子だと判明した。
家内曰く、最近になってニャーゴが呼び止めるようになったとか。今日も相手になっていたら、オッちゃんがやってきて、そのオッちゃんの怪猫違うな、飼猫とわかったとのことである。
そのオッちゃんはマンションの向かいで店を経営していて、しかもマンションの隣のビルの所有者でもあるらしい。道理でニャーゴがいつもマンションと隣のビルの境界線である塀の上で大きな顔をして(本当に大きな顔だが)寝そべっているはずである。
ニャーゴの本名は「しゃーちゃん」というとのこと。飼人違う怪人が近づくとシャーと威嚇するからだろうか。男と子供が嫌いらしい。
丸々していて毛のつやがいいから、餌をもらっているとは分かっていたが、一方で去年までマンションの植木に「ネコに餌をやらないで」と書いた紙が貼られていたので、てっきり野良猫だと思っていた。
うーむ、我々よりも身分が上の猫とは今日まで知らなかった。これからニャーゴを見かけると、突如、印篭を突き付けられた悪代官か越後屋のように、へへーと平伏する必要ありかな。
2010/08/04