猫の秘密に続いてまたまた大発見、というのは冗談だが、意外に日本人は短命であり、「年金財政にとって朗報来る」の可能性がある。
事の発端は、長寿日本○○のはずだった超老人が実は何十年も前に亡くなっていたという事件である。新聞を見ていると、そういう超老人が続々と明らかになっている。「生きている」ことにしておけば、所得があれば扶養家族扱いになるし、話題になっているように年金も受け取れる。白骨化した遺体とともに生活するのはどうかと思うが、そうでなければ遺体の処分をこっそり行う必要もあるが、背に腹はかえられないということか。また、それだけモラルというか、むしろ情がなくなったということかもしれない。貧すれば鈍すということだろうか。
それはともかく、今後、一定以上の年齢に達した場合、公的年金の支給を受け続けるためには面談もしくはそれに代わる証明書が必要になると思う。今回の事件を読んでいると、家族によっては面談を拒否している場合があるというが、とりあえず公的年金の場合は調査員に面談の権限を与えるべきである。さらに、改ざんできない撮影日付が入るデジカメもある。そういうものの活用も考えられる。結局のところ、やはり公的身分証が必要で、そこにチップを埋め込み、写真なり、指紋なりも記憶させ、それらを一定期間ごとに更新することも考えられる。まあ面倒な世の中になったとは思うが。
で、本題だが、そういう偽装長寿がなくなれば、女性の平均寿命世界一は、実はそうではなくなる可能性がある。男性の順位も下がる可能性がある。ネットで見ると、8/3の産経にそういう記事があった。8/2に産経の兄ちゃんと飲んでいたのでぱくられたのかも、なんて。それはともかく、平均寿命が短くなると、年金の要支給額が小さくなり、年金財政にとって干天の慈雨になるかもしれない。それとも焼け石に水かな。
2010/08/05