9月中旬までの暑さは何だったのか、今朝の京都の最低気温は15度を下回った。歩くと秋が目立つ。その秋の気配を紹介しておく。
気圧配置が軽い冬型だったせいだろう。6時過ぎに起きてすぐ、短パンとTシャツ姿で近くの郵便ポストに手紙を投函しに行った。すると、上空に大きな虹がかかっていた。低い雲がかかり、時雨模様だったことから、虹が出たのだろう。日の出から間がなかったため虹は中天近くにかかっており、昼間のよりもはるかに大きかった。残念ながらたちまち薄れていったので、写真はない。
その虹が消えた後、少し時雨れ、道路が濡れた。これから春先にかけて、京都市内はよく時雨る。前にも書いたと思うが、日本海と京都市内の間にはせいぜい900メートル程度の山しかない。このため、雪雲が市内にまで流れてくる。とくに御所の北側は雪が多い。
鴨川に設けられていた川床の撤去が行われている。床を撤去しないところもあるが。どちらかというと、最近ではそのままの所が多いようだ(数えてはいない)。来年のゴールデンウィーク前には川床が設けられるが、それまでの間は京都が冷え込み、寒さが売りになる季節だ。
荒神橋の猫も出没を開始した。お得意さんに餌をもらう姿も目にするようになった。まあ、猫が出没するようになったというべきか、こちらが川原伝いの徒歩通勤を再開するようになったというべきか、どちらが猫を見かけるようになった最大の要因なのかは断定できない。
最後に、荒神橋近くのベンチでは、(橋下に)家のない優雅人?の寝姿を毎日見かけるようになった。夏の間、どこで寝ていたのか不明だが、秋になったので日差しが暖かいのだろう。また昨日は、ベンチの近くの水飲み場で、シャンプーとシェイバーを使って髪を剃っている優雅人を見かけた。ということは、荒神橋近くのベンチと水飲み場はあまり衛生的ではない。鴨川を散歩するときの注意事項だ。
2010/10/06