木屋町の料理屋2
昨日、友人が仕事とかで関西にやってきて京都に泊まった。そこで歓迎のため木屋町の料理店TKKで夕食を一緒にした。歓迎といっても気持ちだけで、割り勘だが。
今まで表を通ったことがあるが、入ったのは初めてだった。家を3軒つないであるとか。一階は調理場で、食べるのは二階だ。階段を上がると廊下が迷路のように続いている。
料理は伝統的な京料理である。先日のKIが少しモダンだとすれば、こちらは伝統である。生ビールなんてものはないから、仲居さんが来た時を見計らって注文するしかない。だから飲み過ぎない。
一番美味しかったのは銀鱈の焼き物だったかな。檜の皮（訂正・杉の皮だったそうだ）で包んで焼いてあった。最後に出てきた果物に熟柿が付いていた。これも風味があった。前菜に子持ち鮎の甘露煮（といっても甘くない）が付いていたが、1/3匹分位だった。できればもっと食べたかったが。
料理の中身はいいのだが、心配なのはKIでも思ったことだが、客の入りがどうも悪そうなことである。昼も営業していて弁当を出しているから、観光客はそちらに行くのかもしれない。でもと、心配だから、老舗の料理屋が廃業しないうちに食べ歩く必要があるかもしれない。
2010/11/08
