昨日、「開運何でも鑑定団」を見ていたら突然家内が「ええっ」とソファーから腰を上げた。「幸ちゃんの父親違う」というわけだ。
どういうことで知ったのかは知らないが(聞けばいいが、聞いていない)、東京にいた頃、家内は版画家の高橋幸子さんの展覧会に何回か行き、本人から版画の葉書などを貰っていて、いつも「幸ちゃん」と呼んでいる。本人は68歳、家内よりかなり年上だが。
「開運何でも鑑定団」では、宮城県出身、ガタルカナルで若くして戦死した彫刻家の作品なるものが鑑定に出された。その「ガタルカナルで若くして戦死した彫刻家」のナレーションの部分で家内が反応した。高橋英吉という彫刻家で、31歳で戦死したという。出征する直前に生まれた長女が高橋幸子さんというわけだ。
家内は早速「テレビを見た」の葉書を書いたようだが、ネットで調べると鑑定に出された作品は今年3月に石巻で開催された展覧会にて一般公開されていたようだ。
http://plaza.rakuten.co.jp/odazuma/diary/201003120000/
いずれにせよ、「幸ちゃん」の版画には動物がいっぱい出てくる。興味があれば、版画の出版物もあるのでクリックするのがいいだろう。ただし、検索するとき、同姓同名のタレントがいるので間違わないように。そちらの方は60代には到底見えないので、すぐに判別できるが。
2010/12/01