日本からアルジェへの直行便はない。今回はカタール航空を利用し、ドーハ経由で入った。カタール航空のサービスは、同じ中東系のエミレーツよりも劣るが、それでも他の航空会社よりいいと思える。
関空を利用する場合、成田からの経由便となるので、関東から来る旅客よりも「早いやろ」という優越感に浸れる。ドーハからも同じカタール航空の便である。
ドーハの飛行場で気をつけなければならないのは、ターミナルまですべてバスで行くことになり、カタールに入国するのと、トランジットとで降りるターミナルが異なることだ。一度正しいターミナルに降りると後はトランジットのための荷物検査だけで簡単に搭乗口に到着する。
ドーハの免税店はドバイほど賑やかでない。観光に力をいれているドバイとの差が大きい。それでも、関空の死んだような飛行場とは雲泥の差がある。中東の特徴として、金や宝石の売り場も大きなウェイトを占めている。イスラムの国にもかかわらずアルコール類も豊富だ(ドバイもそうだが)。通常の土産なら、帰りのドーハで買うにかぎる。特有の土産として、ナッツ類がある。また、自動車も展示されている。飛行場で買ってそのまま運ぶのだろうか。どう処理するのか、不思議な土産である。
2011/01/09