経済産業省原子力安全・保安院の対応は大いに問題である。先のブログ(14.30頃)で書いた13.30現在の状況から情報の更新が何もない(20.00現在)。本当の意味の危機管理がなされていない。
20.00現在、経済産業省原子力安全・保安院の「緊急時情報ホームページ」は、そう銘打ちながら、原子炉のある建屋の爆発(15.36)を何も知らせず、かつ避難範囲の拡大についても何も書かれていない。
「このホームページは、原子力施設立地地域で大規模災害等が発生した際に、地域住民をはじめとした国民の皆様に向け、迅速に情報提供を行うためのものです」と書かれているにもかかわらずにである。爆発に驚いて政府に余裕がないのだろう。余裕がないということからすると、非常に重大な事態になっていると推測せざるをえない。
ともあれ、情報を更新できないのなら「緊急時情報ホームページ」なる名前は全く不適当だ。アップデートできないのなら、即刻ホームページを削除すべきである。
追記:緊急時情報ホームページが更新されたのは21.48であり、提供されたのは20.05の情報としてである。情報がテレビなどで行き渡ってからという「緊急情報」というわけだ。
2011/03/12