「お好き」なんて、好きな表現ではないが、好きでない物を表現するのにふさわしい。「りんご」とは、当然アップルのことだ。そのアップルの商品だが、iPodとiPadを持っている。それで・・・
iPodは自分の研究費で買った。録音機能も補充した。しかし、結局はあまり使っていない。そもそも、機能が多過ぎるし、それに関する説明書が手元にないし、ネッの上にあるのかもしれないが、アクセスが面倒だ(いろんな商品の説明書にネットでアクセスするのは緊急事態くらいだ)。2/21のブログにも書いた愚痴である。
「それやのにiPadを買ったの」と質問されそうだ。実のところ買っていない。大学から、正確には所属している経営管理研究部から配布された。会議に使うのだそうだ。仕方ないので、会議に使えるようにごちゃごちゃ作業し、昨日になってセッティングが終わった。今日、会議の標準がiPad持参だと言われたからである。
で、使ってみた感想はというと、やはり使い勝手が悪かった。
会議に使おうなんて目論見が良くなかったかもしれないが、画面にアップされた資料の字を読むのが大変である。縦にしたり、横にしたり、できるだけ字を大きくしないといけない。もちろん、ダブルクリックすると字は拡大するが、一方で資料の全体が見えなくなる。これなら、パソコンを持ち込んで見たほうが余程いい。マウスがあれば自由自在に字の大きさが変わるし。
それに、画面のアイコンの意味が不明である。パソコンであれば、大抵の場合、アイコンにカーソルを当てると機能を表示してくれるが、iPadの場合はそうでないようだ。適当にアイコンを選択してクリックすると、それで反応するが、何をしてくれたのか不明なことがある。試行錯誤の連続である。アップルのパソコンに慣れろということかもしれない。
思うに、使う側に立たない発想が「りんご」を支配している。この点、マイクロソフトと同じである。
2011/04/20