カミさんが思い立ったように家電の廃棄と買い替えを行っている。別に節電を心がけようというものではない。そもそも節電は常にやっているから、「いまさら何やねん」と思うくらいだ。
要するに壊れてきたからである。今日、廃棄したのが電子レンジと炊飯器だ。
廃棄の準備がてら確認すると、電子レンジは24年間使っていた。初代のレンジでもある。あまり「チン」が好きでなかったので、家に来たのが遅かった。1987年らしい(レンジの横に製造年が書いてあるので)。前の前の家、三鷹の時代に買ったことになる。親から独立して生活を始めた最初の家の終盤だから、「そうやったんや」と少し感慨もある。「最近、音が高くなった」というので、ついに買い換えたわけだ。そんなに大袈裟に言うほどの値段ではないが。
炊飯器はもう少し新しい。某メーカーの釜は変に剥げてくるらしく、家のもその症状が出てきたので買い換えることにしたらしい。
これら少しの元手で食事が美味くなるのなら、効用は抜群だ。震災後の日本経済にも貢献できるだろうし。というような戯言はともかく、24年間生きたレンジの遺影を。
2011/07/06