川北英隆のブログ

ハモスキを食べる

家内が「記念に書け」というので?、ハモスキのブログである。今日の夕食に、テロまがいの事件のあったノルウェーからの無事帰還を祝いというわけでもないが、ハモスキを食べた。
ハモスキーというロシア人を食べたわけでない。鱧鋤である。念のために。
出汁は関西風ウドン用のものだったらしい。それにハモと関西風の野菜を仕入れてきて、家で食べた。
高級料亭では万に近いウン千円なんて、寅さんの文句ではないが、高級料理なのだろうが、材料さえあれば家ので十分である。高級料亭よりも量があるだけ、勝っているかもしれない。
魚屋でハモの頭と骨もついでにもらってきて、それをまず出汁で煮込み、味を付けてから材料を放り込んだ。ハモの身はすぐに煮える。もらってきたハモの頭は意外に骨がなく(頭の全体は食べられないが)、身も結構あって美味い。家内が「頭をもらっただけではなく、まず身を買ったのだから、そこのとこをちゃんと書くように」と言っていた。
「ああ、京都だ」と思う。そもそも関東ではハモスキに適した出汁が手軽ではない。それに、ハモを頭ごと売っているだろうか。食べるために住むなら関西というか、京都である。関東人に自慢できる1つだろう。

2011/09/05


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