昼休み、大学近くのコンビニで買ったアイス最中(これが夏にはなかなか美味い)を食べながらメールをチェックすると、知り合いから、「今日の大機小機はアンさんが書いたの」との質問があった。
朝、新聞を見て、「この前、9/1に講演で喋ったようなことを書いてるな」とは気づいていた。「でも、違うねん」と返事メールを出しておいた。最大の差は、9/1の講演の内容がもう少し暗かったことだろうか。
そのコラムに書かれているように、日本の上場企業に良い企業が混じっていることは確かである。良い企業を選んで株式投資すべき時期にあるのも確かである。とはいえ、悪い企業が多すぎる。
もしも「今日の大機小機」のようなコラムを書くとすれば、むしろダメ企業のことを強調するだろう。「日本企業は素晴らしい」、「まだまだいけてる」、「悪いのは企業ではなく経済環境だ」と、明るい面を強調してきてそれこそ20年、その褒め言葉がかえって日本企業と経済をスポイルしてきた。今は「鞭打つ時期」だと思っている。
で、ついでに「今日の大機小機」で思い出したのが「きょうの猫村さん」である。まだ続いているのだろうかと思って検索したら、この3/10、大震災の前日に第5巻が出たそうだ。どんな展開になっているのか、犬神家の子息はスポイルされたままなのか、読んでみたいような。
2011/09/14