友人が怒っていた。新しいインクジェットプリンターのインクの容量が少なく、すぐに空になるし、純正でないインクの使用による故障は保証しないとの脅し文句もあると。
携帯と同じで、一度機械を買わせてしまえば、後は継続的に小銭がチャラチャラ舞い込む仕掛けである。ちなみに新しいインクジェットプリンターの値段を調べてみたら、1万円未満からある。今使っているインクジェットプリンターのインクがセットで4000円程度するから、本体が馬鹿馬鹿しいほど安いのか、インクが馬鹿馬鹿しいほど高いのか。
と気づいたのが、プリンターの本体とインクの価格がこういう状態なら、非純正というか不純正(何となくいかがわしい日本語かな)というか、アマゾンでは「互換インク」となっているが、それを使っておいて、プリンター本体が壊れれば惜しげもなく捨てる作戦がありそうだということだ。互換インクはえらく安いことだし、そんな1回の使用で機械を壊わす代物でもないだろうし。互換インクメーカーの方で何らかのプリンター本体への保証を付ければ、さらにどっと互換インクの利用者が増えるだろう。
ということで、機械を安売りし、消耗品で荒稼ぎしようという戦略は、ここまでくるとミスのように思えてならない。
2011/09/28