昨日、東京に行くついでに近鉄郡山駅で降りたら(えらい遠まわりやけど)、猫がいた。前から駅のホームやホーム下を猫がうろうろしているのは知っていたが、いよいよ本格進出らしい。
駅の裏というか、表通りに面した側は民家の裏と続いている。そこから猫が出入りしているらしい。最近、その猫が人気なのだろう。先日は「餌をやらないで」と張り紙がしてあった。
昨日は高校生らしいがホームの一角に集まって(10時頃だったのに授業をどうしてるのか不思議だったが)猫を撫でていた。トラ猫だった。そのホームの横に、少し隠れて作業用の通路があり、もう1匹、猫が鳴いていた。アメショが混じっているようだった。お婆さんがその猫にちょっかいを出していた。郡山から京都に戻る時も、そのホームにトラ猫がいて、お婆さんに撫でてもらっていた。
要するに昔は郡山の中心だった近鉄郡山駅が田舎駅になったということだろう。近くに郡山高校があるから、その分は若いのだが、それを除くと歩いているのは年寄りばかりに近い。メインストリートもシャッターの閉まった店が目立つ。それとともに猫がゆったり暮らせるようになったのか。近鉄郡山駅もタマ駅長を真似る必要があるかもしれない。
何て思っていたら、今朝方、猫が暖かい布団にくるまって気持ち良さそうに寝ている夢を見た。こっちは、その猫に布団を取られていた。秋になり、薄い夏布団では寒くなったからだろう。近鉄郡山駅と同じで、そろそろ寝床の模様替えか。
2011/09/30