法人企業統計との付き合い方
今年4/17にもブツブツ言ったが、重要な統計である（よく見ると表示に「基幹統計」とある）財務省の法人企業統計へのアクセスが限定されている。OSはXP、ブラウザはIE6までしか対応しない。
さすがに4/17時点の節電モードは外れ（9月頃まではあったかな）、いつでもアクセスできるようだが、依然としてOSとブウザのバージョンが低い。そこで、いろいろと困る。
研究室のパソコンはVISTA以上になってしまった。マイクロソフトのブラウザはIE8くらいになっているだろうか（普段使っていないのでよくわからない）。実はそのVISTAのパソコンでもアクセスできるが、時系列データのダウンロードの調子が悪い。というもの、調査項目の一部を入れ替えて（たとえば製造業・売上高を非製造業・売上高にして）ダウンロードしようとしても、項目の入れ替えがうまくできない。時と場合によっては入れ替えられたりするのだが、気まぐれで安心できない。
ということで、5年間以上ホコリをかぶっていた、OSがMEでブウザのアップデートをしていない家のパソコンが役立つわけだ。証券会社や運用機関のエコノミストはどうしているのか。企業はまだXPを使っているところが多いから何とかなっているのか。
財務省も予算不足でシステムのバージョンアップにまで手が回らないのかもしれない。「基幹統計」との表示があるのは、逆に「仕分け」の対象にならないためのまじないかも。
2011/11/07
