10月に挙式したブータン国王と王妃が来日した。実質的な新婚旅行だそうで、昨日は京都に来て金閣寺と京都伝統工芸館を訪れたという。残念ながら非常勤講師の仕事のため、見られなかった。
京都伝統工芸館ってどこにあるのか知らなかったが、わが家から歩いて10分とかからないところにあった。写真では午前の雨も上がっていたようだ。京都の道は細いから、間近に見られる可能性がある。先日、皇太子が京都文化博物館に来た時も、車一台しか通れない道をお供の車を引き連れて移動していたと、知り合いが話していた。今回は、ブータン国王と握手をした市民もいたと、ニュースにあった。
本日、関空から帰国。もう少し京都や奈良を見学すればと思うが、そうはいかないのだろう。そもそも、ブータンに行くにはタイかインドを経由しないといけない。しかもブータンの飛行場から首都まで2時間程度かかる。顔や服装は日本人と似ているのだが(王妃はそうでないかな)、地理的に遠い。
以前書いたように(今年8/14)、ブータンに行ったのは2008年の春だった。桃の花が咲いていた。首都ティンプーも小さな町で、谷に沿っている。その街の一番奥に王宮がある。写真はその王宮だ。当時の写真を眺めていると、ブータンをゆっくり旅行して、幸福に包まれたいと思ってしまう。
2011/11/20