最近、眠りが浅いように思う。何故なのか。まだ喪中の葉書が完成していないからだろう。挨拶面は完成しているのだが、宛名が確定していない。というのも、深い理由がある。
「何でや」と問われれば、要するに今年の年賀状の整理ができていないからだ。
1年前の年末、年始はアルジェリアを歩いていた。帰国してから年賀状を整理するつもりだったが、実際は帰国直後からドタバタが始まり、結局のところ住所変更でさえ処理できていない。つまり、年賀状用の住所録が1年前のままになっている。ということで、喪中葉書を完成させるには、まず前工程を終わらせる必要がある。
それなのに、すでに今年の年賀状の受付が始まってしまった。年賀状の季節を待ってましたとばかり、何人かは年賀状を投函してしまったかもしれない。とくに黒い縁取りのある知らせが間に合わないのは年寄りに偏っていて、その年寄りの多くは元上司の可能性が高くなっている。
このままずるずる時間が経過していけば、正月に喪中の葉書が届くことになる。その場面をイメージするだけでも、何ともバツが悪い。もしくは、宛先から、元旦早々すごいジョークと思われたりして。
本音は、そこまでのジョークの精神がないので、一日も早く喪中の葉書を出したい。そのためには明日と明後日が勝負だと思う。喪中で勝負、必死になるなんて、これだけでもジョークに近いと思うが。
2011/12/16