今年の冬至がいつなのか、あまりはっきりとしない。もちろん天文学的には歴然としているが、ニュースに出ているのか。今日の夕刊を確認したが、冬至の文字はなかったようだ。
季節として一番嬉しいのは、実は冬至ではないだろうか。クリスマス(キリストの降誕祭)を冬至に設定したのも実に明快である。そんな重要な冬至のことがニュースにならないのは寂しい。
実のところ、今日が冬至だというのはネットで確認した。確認する前にカボチャの炊いたのを食べていたが。
最近の暦にも24節気の記載は珍しい。大安とか仏滅とか、あんまり科学的でないことを記した暦が多すぎる。でもと思い直すのは、寅年とか辰年とかが一般化しているから仕方ないのか。
それはともかく、冬至の頃の京都は4時30分を過ぎると暗くなっていく。今日は4時40分すぎに外に出たが、日が沈んだような感じだった。東京天文台の暦で確認すると、今日の京都の日没は4時49分だそうだ。ちなみに東京は4時32分とあるから、京都とは17分差がある。
それで、明日から日が長くなる。嬉しいことだ。いつも思うが、正月は明るく感じる。カミさんが言うには「冬至10日経てばアホでもわかる」そうだから。正月の祝いとは、案外そんなとこか。嘘だが。
2011/12/22