川北英隆のブログ

コマーシャル・『証券化』

今日、かなりの時間をかけた出版が完成した。『証券化 新たな使命とリスクの検証』の現物(見本刷)が金融財政事情研究会から送られてきた。店頭に並ぶのは新年13日頃とのこと。
川北英隆編著、桑木小恵子、渋谷陽一郎、高橋智彦著である。543ページ、4800円+消費税である。
1990年頃から証券化も研究対象としていたが、それが一冊の本になった。桑木小恵子氏には会計と税、渋谷陽一郎氏には仕組みに関する法的側面、高橋智彦氏にはマクロ経済的側面を主にお願いし、一冊にバイブル的にまとめ、証券化の一里塚としたつもりである。つまり、サブプライムローン問題以降、評判を落とした証券化だが、まだまだ先があるということでもある。
証券化がどん底の時に『証券化』を、それも高い図書を出版させてもらった金融財政事情研究会に栄えあれというところでもある。
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2011/12/29


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