本当の題名は、「山と海外の食事:パプアニューギニア」にしたかったが、長すぎるので省略。テレビでパプアニューギニアの現地人の成人式をちらっと見て、ウィルヘルム山を思い出した。
昔は、公式な表現は忘れたが、要するにニャーギニア島(ニャーギニアなんて猫の島かと注意されたけど、ニューギニアでした)には原始のままに人間が住んでいると教わった。その記憶があるから、友人は誰も行こうとしない。仕方ないので1人でツアーに参加した。1人旅の最初の頃だったと思う。どんなところか興味がある一方で、不安もあった。
行ってみると、都心部のホテルは高い塀で囲われているものの、まあアフリカと大きな差がない。道は非常に悪く、川に架かった橋は鉄骨を渡したのに近く、現地のドライバーもなかなか渡りきれなかったが。
で、食事はまあまあだった。金さえ払えば食材がそれなりに手に入るからかもしれない。道路脇にはブタが多い。現地のお祝いの食材なのだと思う。飼いやすいのだろう。残念ながら、ブタの丸焼きは食べなかったが。
その代わりに出てきたのがウィルヘルム山の麓のロッジでのマス料理だった。ロッジは日本で働いたことのあるオバさんが経営していた。マスの養殖も日本で習ったとか。僕としてはブタの方がよかったし、できればゴクラクチョウの焼き鳥をとも・・・。
2012/01/13