最近、文化づいている。今日、北門笙ことS氏が詩集「ひふみよ」を出版したというので、記念パーティーがあった。詩人だからと思い、ラフな格好で出席したら、そんな不届き者は数人だった。
S氏の別の姿はバンカーである。バンカーが詩人という、どっかの第一勧業銀行(今のみずほ)であったパターンだ。
200人近くの参加者がいただろうか。会場は、詩集を出版したポプラ社だった。文化に関する出版界は知らなかったが、今日のような出版記念パーティーがよくあるようで(推論だが)、厨房付きの会場が社屋に設けられている。
どんなパーティーかと言うと、挨拶があり、詩の朗読があり、立食しながら詩にメロディーを付けて本物の(当然そうなのだが)歌手が歌いという進行だった。詩集そのものもなかなかなので、実物を手にとって見て欲しい。1200円である。
実は、以前(2年程前だったか)、出版の予兆のような音楽会があった。日比谷の楽器店を会場に、やはり「ひふみよ」の中の詩を歌詞にした歌が披露された。
その会場にはたまたま友人がいた。音楽が終わったので2人ですたこらと会場を離れ、有楽町の居酒屋で飲んだ。友人(関東人)曰く、「俺達の柄じゃないよね」と。こっちは「柄かも」と思わなくもなかったが、つい頷いてしまった。
今日は、その友人にも案内が届いていたはずだが、欠席だった。やはり柄か柄でないかが出欠を分けたのだろう。
追記:音楽会の開催は2009年3月13日だと、記録から判明した。2年程前という記憶は正しかった。まだボケていないような。
2012/03/07