川北英隆のブログ

タイに行く

日曜日からタイに行き、今日帰ってきた。行ったのはバンコクだけ、タイの経済、政治と周辺国の情報を仕入れてきた。バンコクには思っていた以上に大きな変化が生じていた。
タイにまともに滞在したのは、実は新婚旅行以来である。1977年2月だったから、35年が経過している。その後、トランジットのために(接続が悪く)、バンコク市内もしくは郊外に泊まり、夕食だけを食べたこともあった。前者は2001年3月、後者は2008年3月である。ということで、バンコクの中心部に入ったのは11年ぶりだった。
市内の状況は後日に報告するとして、アクセスの悪さで有名だったバンコクだが、今回はすごく便利になっていた。飛行場から市内まで列車があり、それを使うと市内のホテルまで1時間もみておけば到着する。しかも45バーツ、約120円である。便利さは成田や関空の比ではない。もっとも、遅れることがよくあるらしく、余裕を持って利用するようにと、今回会った日本大使館の書記官は言っていた。
バンコク市内も地下鉄1路線、高架鉄道2路線が運行していて、これも便利である。もちろん値段も日本人の感覚からすると安い。最低料金が15バーツ、40円である。もう1つ、これは知らなかったのだが、バンコクを流れるチャオプラヤー川(昨年大洪水が起きた川)には乗合の船が頻繁に運行していて、これも便利である。しかも15バーツだった。
タクシーは赤いランプが空車である。そのタクシーを止め、行き先を告げて運転手がOKと言えば乗れる。バンコク市内ならほぼ100バーツ以内で行けるとのこと。残念ながらバンコクの街は暑いし、歩行者に優しくない(歩道が狭く、道路の横断設備が整っていない)ので、鉄道の駅が近くにないと、どうしてもタクシーを使うことになる。英語はあまり通じないので、行き先の地図か、目印になる建物や施設を告げることになる。もしくは、ホテルのフロントにタイ語で行き先を書いてもらう手もあるとのこと。
市内での移動にはまだ難があるものの、かつてに比べれば大きな進化があった。治安も悪くないので、行きやすい国の1つである。

2012/03/28


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