ゴールデンウィークが終わった。長い日本のブランクだったが、元の活動に戻っただけましか。それはともかく、日本国民が一斉に長い休みをとってどうするのかと思う。もっと個性があっていい。
個性ある休暇のためにあるのが有給休暇だと思う。有給休暇は権利だから、目一杯使うべきものだ。それを使ってゆっくりと、代金の安い時期に旅行や帰省をするのがいい。その代わり、祝祭日を減らすべきだろう。
と言いながら、かつての会社で有給休暇を100%使ったわけでない。おおよそ70%くらいだっただろうか。月に1日以上使ったことになる。この数字でも、病気や怪我で使ったわけでない者としてはきわめて多い方だったと思う。
ついでに書くと、1年間の最大取得日数は21日だった。年間20日の有給休暇の付与だから、それをオーバーした。オーバーした分は前年からの繰り越し分を消化したことになる。20日まで使った段階で、越えると上司に何か言われるかなと思って我慢していたのだが、親戚の葬式に出席する必要が生じたので、さらに1日休んでしまった。
でも考えると、繰り越していた有給休暇を使ったのはこれ1回だけだから、何のための繰り越しかと思ってしまう。2年間繰り越し可能、最大60日まで有給休暇の枠を持てるとの規定だったと記憶している。病気や怪我のための制度だろうが、健康人としては、大いに使うべきだった。
2012/05/07