川北英隆のブログ

グーグル・アースの驚異

ナミビアのことを調べていると気づいたのだが、地の果てとも思える国のグーグル・アース画像が極めて鮮明だ。そこで、いろいろいと気になっている地域をグーグル・アースで見てみた。
対象は無料のグーグル・アースである。
つぶさに調べたわけでないため、確たることは言えないが、気づいたのは、ひょっとしたら特定の施設が画像から消されているのではと。国にとって重要な地域(たとえば国境)の施設、独立した観測施設などが見当たらないように思えた。たとえば、広い野原にぽつんとある比較的大きな施設の影も形も見つけられなかった、国境を越える裏街道的な、でも四駆程度の車なら通れる道も表示されていない。
その反面、地上に降りてストリートビュー的に野っ原から山を見ると、実際に近い画像が得られる。以前にこの機能を使ったところ、大したことがなかった。久しぶりに使うと精度が向上しているようだ。
さらについでに、以前に住んでいた家の付近がどのように変化しているのかも見た。「ここで驚くべき事実が」なんて書くと、最近の極めて大げさなテレビレポーターみたいになるが、実際に驚いたのは、京都に転居するとき売却した土地の上で新築工事が始まっていたことだ。大工さんが写っていた。長い間、更地のままだったのに。
その通りを少し散策すると、マリちゃんという器量良しの犬がいた家に、今も犬がいると判明した(犬小屋があり、おしっこをした跡があった)。マリちゃんが生きていると17歳くらいの婆さんになっているから、本犬が健在かどうかは不明であるが、まだ生きている可能性が高い。
以上のグーグル・アースを恐ろしいと感じるのか、素晴らしいと感じるのかは個人差があるだろう。僕はどちらかというと後者である。恐ろしいと言う前に、こちらも知恵を使わないと。金融機関もそうだが、ネットのブラウザーや買い物サイトも使い分けている。ついでに、よく使うブラウザーやサイトには時々、撹乱情報(撹乱検索)を流すことにしているし。
追記:グーグル・アースの表示に関して修正がある。「失礼しました、グーグルさん」を。

2012/05/20


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