川北英隆のブログ

ナミブ砂漠を歩く

ナミビアの国名にとり入れられたナミブ砂漠とはどのような土地なのか。アフリカ南部、海岸から広がる赤い砂の砂漠である。南極方面からのベンゲラ寒流の影響で霧が発生し、それが水分をもたらす。
砂漠とは一面の砂の世界だとイメージしていると、ナミブ砂漠は少し異なる。サハラもそうだったが、植物が生えている。ナミビアの雨季が終わって間もない時期、窪地には水も溜まっている。日本で流行っているらしい(そう聞いた)アイスプラントがたくさん生えている。食べると、塩気があり、それでいて酸味もあり、水分が多くてさっぱりする。
また、窪地の水や、そこに生える植物を目当てに、シカに似たウシ科の動物、スプリングボックが多数いる。オリックス(日本のオリックスの看板ではない)も見かける。
写真は、ナオクラフト国立公園内のナミブ砂漠である。赤く点在する砂丘の間のもやもやしたものは、植物や水である。
0532ナミブ砂漠.JPG

2012/06/01


トップへ戻る