以前に書いたかどうか忘れたが、隅田川を散歩するといろんな生き物に出会う。鴨川と似ているのも多いが、川が大きいのと海に近いので、違いもある。
違いとしてすぐに浮かぶのは、大きなボラが泳いでいることか。クラゲも浮いている。
昨日、初めて気づいた違いは、河岸の岩や堤防などにフジツボはもちろん、カキが付いていることだ。食べられるかもしれないと思うくらいに大きい。水質の問題はあろうが、「江戸前の魚」もおなじ東京湾の水に浸かっていることだから。
ネズミも見つけた。大きい。さすがに「食べる」発想はすぐに浮かばなかった。でも、子供の頃、父親から「ネズミはコメを食べているから美味い」と聞いたことを、このブログを書きながら思い出した。
昨日、ネズミを見つけた時には「写真に」と思っただけだ。ネズミはこちらに気づいておらず、何か食べている。少し遠かったので、ズームレンズを望遠側にした。その瞬間、レンズの動く音のせいだろう、ネズミに気づかれ逃げられた。慌ててシャッターを押したが、写ったのは尻尾だけだった。
シラサギ(コサギ)もいた。こちらは人の姿に動じることなく魚を探していた。鴨川のシラサギよりも図太いようだ。うまく写ったのでアップしておく。
2012/06/09