京都の店・イル ギオットーネ
同僚のKさんの誘いでイタリアンの店、イル・ギオットーネに行った。Kさん曰く、東京に支店があり、かなり良かったということで、その京都の本店を訪れることになった。
最近、たて続けにKさんが登場するが、同一人物ではない。偶然である。今回のKさんはワイン好きだから、一緒に行く店もイタリアンが多い。僕自身はビール好きなので、ビールばかり飲んでいると嫌な顔をされる有名イタリアンとかフレンチは気が引けるのだが。
それはともかく、イル・ギオットーネのオーナーシェフは有名人だったようだ。家内が知っていた。
本店は八坂の塔の北隣にある民家だ。入ると、もちろんイタリアンレストランらしくなっている。案内されたのは入口に一番近い席（入って奥、右手）だったが、これが特等席かもしれない。というのも、席の横が大きな窓となっていて、そこから八坂の塔を仰ぎ見ることができる。五重の塔を見ながらイタリアンを食べ、ワインを飲むなんて格別だ。できれば、レストラントと塔の境に植えこまれた木々の葉の落ちる、冬から春にかけてがいいかもしれない。
料理は、野菜サラダ、イワシのパスタ、カルボナーラ、骨付き羊、子牛の煮込みをシェアして食べた。どれもこれも、なかなかのものだった。最後にグラッパを飲み、八坂の塔を振り返りつつ気分よく坂を下り、歩いて帰った。
2012/08/11
