川北英隆のブログ

会津に行ったのなら渋川問屋

今日の日経の土曜版の最終面に会津若松が登場していた。いつも温泉を紹介している欄だ。会津若松の温泉といえば東山温泉である。いい温泉の記憶はあるが、料理の記憶はない。
会津は名門の城下町、きっと美味い料理があるだろうと思っていたところ、その後で出会ったのが会津市内の七日町にある「渋川問屋」である。実は知り合いの実家である。ということで、以下、コマーシャル的になってしまうが・・。
渋川問屋は、その昔、新潟から阿賀野川を遡る海運を利用して海産物(身欠きニシンや棒ダラ)を扱っていた大問屋である。現在、その屋敷や蔵を旅館として使っている。温泉ではないが、会津の歴史を知ることができる。
渋川問屋では、もちろん宿泊できるし、会津の料理だけを食べることもできる。コースではニシン料理や棒ダラが出てくる。そんな料理が大好きな僕としては印象に残る料理で、京都の風情があり、上品だった。会津の伝統を感じることができるし、これぞ地方の文化である。「そんな魚なんか嫌や」と思う向きにはお勧めできないが。
実は泊まった時、最後にステーキが出てきた。今風でいいのだろうが、ニシンやタラが大好物であるだけに、ステーキの代わりに魚のお代わりをしたいくらいだった。
渋川問屋のホームページは次にある。これぞ完全なコマーシャル。代金をもらってるわけではないが。http://shibukawadonya.com/index.html

2012/08/18


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