6月末から7月中旬過ぎまで何回か姿を見せたチョウゲンボウは、その後姿を見せなくなった。移動中に京都に立ち寄っただけかと思っていたところ、今日、鳴き声を聞いた。
ピィッピィッピィッというかキィキィキィというか、鋭く繰り返して鳴く。戻ってきたのかと思い、外を眺めると、2羽飛んでいた。市内の上空を飛び回っているようだった。
やがて、いつものように高いビルのアンテナの上にしばらく止まった。止まり方が鳩とは少し異なる。ハトと同じ程度の大きさなので遠くからはあまり区別がつかないものの、尾っぽが鳩よりも少し尖っているように思う。
その後、すぐに遠くに去った。こちらもバードウォッチングにあまり関心がないので、そのまま大学に出かけた。
京都のチョウゲンボウはどこから来るのか。と、ネットで検索というわけで、試みたところ、京都の二条駅で巣を作っている報告がある。また、今年6月には、場所は不明だが京都で撮ったというチョウゲンボウの写真がある。これで京都育ちであることが確認できたわけだ。天敵はカラスだとか。敵は身体が大きいから。
2012/08/27