3月のタイが気に入ったので、再び出かけた。今回は個人旅行を兼ねている。バンコクから足を延ばし、アユタヤと、泰緬(タイ・ミャンマー)鉄道の現在の終着駅、ナムトクまでである。
友人のF氏が気ままにバンコクで暮らしている。その彼を訪問するため、8月に兜町でウナギを食べたK氏と一緒に出かけた。
バンコク市内までの交通手段は完備している。空港から電車で、それも非常に手軽に(120円程度、30分で)入れる。市内に入っても、電車や、市内を流れるチャオプラヤー川の船を使えば、観光や買い物に便利である。
高級ホテルに宿泊したいのならともかく、そこそこのクラスで十分というのなら、空港までの移動と市内観光を想定し、大体の宿泊場所を決めるのがいい。日本で考える以上に安く宿泊することができる。もっとも、熱帯の国の特徴だが、部屋にダニが住み着いているかもしれない。その時の用意に、虫よけと痒み止めが必需品だと思う。
市内での食事も格安である。もっとも、日本の最近の傾向としての清潔を重んじるのであれば、食事も日本並みに高く付くと思うし、多分食べるものが限定されるだろう。我々はそんなとこでは食べなかったので、詳細は不明だが。
この季節、気温は京都や東京よりも少し低い。ほぼ毎日、雨が降るので、その後はしのぎやすくなる。言い換えれば、今回は避暑に行ったことになるだろう。ただし、湿度が高い。梅雨時の日本に似ているとも言えるが、雨の降り方は短時間の土砂降り型が頻繁である。
そんなタイをしばらく続けて紹介したい。
2012/09/05