川北英隆のブログ

タイ産のワインを飲む

タイのホテルでテレビを見ていると、CNNだったと記憶しているが、タイでワインを醸造している映像があった。タイの料理店が出てきて、その料理に合ったタイ産ワインを飲ませていた。
ということで、熱帯のワインを飲みたいと思った。まさか熱燗で飲むわけもないから。
バンコク市内の百貨店では見つからなかった。ホテルのレストランにワインが並んでいたので見てみたものの、それらしい影はなかった。高級料理店には入らなかったから、そこでの事情は不明だし。
と、諦めかけていたところ、空港の免税店でついに見つけた。1000バーツ前後で売っている。日本円換算で2500円前後、チリや南アフリカから輸入されている一般ワインに比べてかなり高い。でも記念だからというので1本買った。
日本に帰って早速飲んだところ、熱帯産だとは侮れない味だった。効能書きを読むと、バンコクの東北東約150kmの高原地帯でブドウを栽培しているとのこと。朝霧も多く、ブドウの生育に適しているらしい。もっとも、現地栽培のブドウに、フランスワインを10%混ぜているとも書いてあったが。
現時点において、タイ産ワインを輸入した数少ない日本人になるだろうと思い、タイの枝葉末節の話題から入った。もっとも、ワインを作ろうというくらいにタイの生活水準が上がっている1つの証拠でもある。

2012/09/06


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