今日(9/8)、自宅のあるマンションの玄関横で足首に巻く重りを修理していた。穴があき、中の鉄粒がこぼれ落ちるので接着剤を注入する作業である。すると猫が1匹寄ってきた。以前に飼っていた猫だ。
名前はロッキー。すり寄って来るので作業を中断し、撫でてやった。あまり喜ばない。首の下を撫でてもそうなので、「外が怖いの」、「お家に帰ろか」と、猫を両手で抱えマンションの玄関を入った。自宅に着き、「ロッキーはいつ外に出たの」と家内に聞きながら、猫を下した。電気コタツのある部屋だった。猫はすっと消えた。
昼寝の中の夢だった。13年も飼っていた猫だから、たまに夢に出てくる。でも、今まで自宅のマンションを背景に出てきたことがないから、ついに京都の自宅を見つけたのかもしれない。
1994年9月にキリマンジャロに登った。8月10日、代金の支払い方々、友人のO氏と一緒に旅行会社に行く約束をしていた。その日の午前、会社に死んだとの電話があった(のんきな時代だ)。当日、出勤時に珍しく頭を撫でてやったのが記憶にある。その前から弱っていたので、撫でたのが引導になったのか。実は、「お迎えを呼ぶ手を持っている」と自分で思っている。何回かそういうことがあったものだから。
それはともかく、キリマンジャロの申し込みの日に死んだから、ロッキーも一緒にキリマンジャロに行ったと思っている。もう一度、キリマンジャロを訪ね、猫に会いに行かないといけない。なんて、これが本当の猫バカかも・・・。
しかし、キリマンジャロへ出発した日は9月の今頃だったのではと思い、記録をたどると、9月10日だった。それに、今日の夕方、久しぶりにO氏と会う約束をしていた。やはり、ロッキーがキリマンジャロに住んでいるのは事実かもしれない。
2012/09/09