川北英隆のブログ

タイの酒とタバコ

タイのことは3月にいろいろと書いていた。そこで、前回以外の発見を書いておきたい。まずは、タイのアルコールとタバコがどうなっているのかである。
レストランで飲むビールは大瓶200円程度である。缶ビールは少し割高だ。缶が高いのだろう。ビールの銘柄としてシンハー(獅子のマーク)は高級ビールで少し高い。シンハーより安いビールとして、チャン(ゾウ)、レオ(レオ)、タイガー(トラ)がある。味ではシンハーという評価だが、熱帯での渇いた喉には違いは少ない。全般的に少し甘目ではあるが、十分に飲める。
「タイのウイスキー」と称するラム酒ベースの混ぜ酒もあったが、正直飲めない。ウイスキーを飲みたいのなら免税店で買って持ち込むにかぎる。
そのビールの販売は厳しい。日本のように自動販売機でのビール販売はないので、たくさんあるコンビニで買うことになる。しかし、コンビニでは昼間に売ってくれない。法律で禁止されているようだ。もっとも、町の雑貨店のようなところでは買える。
次にタバコだが、日本と同様に厳しい。愛煙家と同行して、タイの事情を初めて知った。
レストランでは原則として禁止だから、一度外に出て吸わないといけない、そこまでしてまで吸うのかと思うが、愛煙家にとって切実なのだろう。
帰国時、K氏がタバコを空港の免税店で買おうとして諦めた。何故なのか。要するにタバコの箱に「タバコのせいでこうなった」という身体的影響の悲惨な写真が大きく印刷されている。「こんなのを日本に持って帰ると、家族に何を言われるか恐ろしい」というので、K氏は諦めたわけだ。市内で買うとどうなのかは不明だが。
「印刷にはそれなりの効果がある」と思う。同時に、「そんなタバコを世界に広めたのはイギリスやアメリカを中心とするヨーロッパやん」とも思ってしまう。

2012/09/09


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