タイを案内してくれた友人のF氏から文句のメールが届き、ブログでのタイの料理の紹介が少ないと。前回で満足したから、今回は大きく感動しなかったのかも。しかし、毎回美味いのも確かだ。
タイの宮廷料理を食べられなかったのは残念である。でもまあ、庶民のタイ料理を食べた感覚からすると、新宿のバンタイとどっちだろうか。次回、訪問したのなら是非宮廷料理を試したいものだ。
タイの麺は美味かった。おやつ程の量しかないのだが、自分で勝手にナンプラーや唐辛子で味付けして食べるのが、これまた美味い。ベトナムのフォーはたっぷり量があり、野菜もふんだんに入れられたと記憶しているので、どちらかというと今のところフォー派だが、こればかりは何回も食べ比べての勝負が必要だろう。
この点、中華料理は新たな店を発見した。キングパワーという中国系の免税店を北に出た通りの東側にある店だ。生簀(水槽)が店の前にある。
この店はガイドブックにも掲載されているらしく、日本人の女性がガイドを片手に、一人で食べに来ていた。18時を過ぎると客がどっと来る。ほぼ満席になるだろうか。ただし、2階でも食べられるようで、団体が案内されていた。この頃になると、やり手ババアではなく、やり手姉ちゃんがレジに立ち、従業員に極端な緊張感が走る。
で、この店の蟹や魚は美味い。残念なことに、シャコが生簀に泳いでいるのをつい見逃してしまい、食べ損なった。すでに食べきれない量の注文をしていたので。最後に勘定はというと、もう記憶が薄れてきているものの、ビール代を含め、3人で5000円程度だったと思う。
不穏な中国で中華を食べるよりも、親日的なタイでの中華がお薦めだ。もっとも、店主が親日的かどうかは知らないが。
2012/09/18